標準価格:オープンプライス
IBM PC Direct価格
「Aptiva E」シリーズ:199,000円~289,000円
「Aptiva S」シリーズ:399,000円~459,000円
連絡先:ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992
日本アイ・ビー・エム株式会社は、デスクトップパソコン「Aptiva」シリーズの新ラインナップを発表。K6プロセッサ搭載の「Aptiva E」シリーズ3モデルと、Pentium II搭載の「Aptiva S」シリーズ2モデルを11月6日から順次発売する。
今回発表された製品は、Aptivaシリーズとしては初めてK6またはPentium IIを搭載している。MMX Pentiumを搭載した従来製品「Aptiva T」シリーズの販売も継続されるが、発表会場では「今後、普及モデルではIntelとAMDの価格を比較して、価格の低いCPUを選択していきたい」との方針が明らかにされた。
また、「PC97、PC98規格への対応や、仕様が明らかにされていないWindows 98へのアップグレードサービスよりも、今はサービス面で差別化を図りたい」と語るなど、NECのPC98-NXや富士通のFMVシリーズを意識した発言も行なわれた。
●「Aptiva E」シリーズ
個人、SOHO向けモデルで、IBM PC Direct価格は199,000円~289,000円。全モデルに「IBM K6」プロセッサを搭載している。「AMD K6」との違いは名称のみで、仕様は同一。
発表会場では「K6を採用したことでコストダウンが可能となった」とし、「今までは割高感のあったAptivaシリーズだが、今回は15インチディスプレイ同梱で20万円を切るモデルなども用意した」とするなど、コストパフォーマンスの高さが強調された。
筐体はミニタワー。前面カバーが省略されるなど、従来モデルからデザインが変更されている。カラーはホワイト。ディスプレイは最廉価モデルのみ15インチで、その他2モデルは17インチ。
ソフトは上位モデル「Aptiva S」シリーズと比較して本数が大幅に少なく、オフィスソフトはWord 97/Excel 97またはロータス スーパーオフィス97がバンドルされる。
【主な仕様】
●「Aptiva S」シリーズ
個人向けのハイエンドモデルで、IBM PC Direct価格は399,000円~459,000円。CPUはPentium IIで、新たにボーズ社と共同開発したスピーカーシステムを搭載。最上位モデルのみ、DVD-ROMドライブを標準搭載している。 なお、「スクロールポイント・マウス」は単品での購入も可能。標準価格は6,480円で、6日から発売されている。カラーはブラックとホワイトの2種類から選択できる。 【主な仕様】
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【EZボタン】 | |
【スクロールポイント・ マウス】 |
なお、会場ではAptivaシリーズの登録ユーザー向けサービス「Club IBM」も発表された。メンバー専用ホームページや電子メールで新製品、ドライバーアップデート情報などを提供するもので、年会費は2,000円。従来製品のユーザーも入会できるほか、'98年3月までに申し込めば初年度の会費は無料となる。
□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.co.jp/Products/news/971106/index.html
□「Aptiva E」シリーズ製品紹介
http://www.ibm.co.jp/Products/news/971106/eseries.html
□「Aptiva S」シリーズ製品紹介
http://www.ibm.co.jp/Products/news/971106/sseries.htm
□製品価格表
http://www.ibm.co.jp/Products/news/971106/kakaku.html
□「Club IBM」申し込みページ(11月7日公開予定)
http://www.ibm.co.jp/pc/clubibm/
□AMDのニュースリリース
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr97005j.html
('97/11/6)
[Reported by seino@impress.co.jp]