【ソフトウェア】

新規に3,900項目を追加
インターネット機能「イヤーブック」を搭載

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　マイクロソフト株式会社は、マルチメディア百科事典の最新版「Microsoft Encarta 98マルチメディア百科事典」を、11月14日から推定小売価格15,800円で発売する。今回は収録データが増えたため、2枚組みでの発売になる。

　「エンカルタ 98」は、今年2月に発売された「エンカルタ 97」のバージョンアップ版となり、最新情報の増強のみにとどまらず、いくつかの新規機能を搭載している。
　収録項目は、新規項目3,900項目を含む21,400項目。写真、図表、音声やアニメーションなどのマルチメディアデータも約3,000点追加収録しており、CD-ROM 6枚～7枚分のデータを2枚に圧縮したとしている。
　新規機能としては、インターネットに接続することで毎月収録項目を補強する「イヤーブック」機能を搭載。この機能は、「エンカルタ 98」に収録されている項目に関する追加情報と、その時々に起こった最新情報を毎月ユーザーに提供する機能で、ユーザーであれば、マイクロソフトのWebサイトから無料でダウンロードすることができる。1ヶ月分の情報を集録したダウンロードファイルは1MB程度で、収録項目数は20～30項目となる。
　このほかにも、本文の指定項目から関連サイトへのリンクが追加される「Webリンク」機能も新たに搭載された。こちらもイヤーブック同様、毎月250項目程度が追加更新される。

　マイクロソフトは、「エンカルタ」のタイトルに年号を記入していることからもわかるとおり、毎年バージョンアップ版を出す予定。また、これとは別にDVD-ROM版の製作も検討しているという。

【動作環境】

• OS：Windows 95、Windows NT Workstation 4.0以上
• CPU：486DX2、66MHz以上搭載（Pentium 90MHz以上推奨）
• RAM：16MB以上（24MB以上推奨）
• HDD：23MB以上
• ディスプレイ：640 × 480、256色以上表示（800 × 600、65,000色以上表示推奨）
• CD-ROM：倍速以上

□マイクロソフト株式会社のホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/1104enca.htm
□マイクロソフト エンカルタのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/reference/encarta/

('97/11/4)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]