価格
「DSC-MD1」:125,000円
「DSC-F3」:68,000円
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ソニー株式会社は、記録メディアにMDを採用した「DSC-MD1」(MDサイバーショット)と、内蔵メモリを8MBに強化し、イラストと写真の合成機能などを追加した「サイバーショット」シリーズの後継モデル「DSC-F3」を発表した。
「DSC-MD1」は12月1日から125,000円で発売。「DSC-F3」は11月10日から68,000円で発売される。
●「DSC-MD1」(MDサイバーショット)
記録メディアはMDデータディスクで、ディスク1枚あたり、スタンダードで最大2,000枚、ファインで最大1,000枚の撮影が可能。画像記録と音声の同時録音も可能で、最大365枚の静止画と約40分のステレオ音声が記録できる。撮影後に音声やBGMを追加することも可能で、文字タイトルやコメント入力も行なえる。また、通常のMDレコーダーとしても利用できる。
オートフォーカス3倍ズームレンズ、2.5インチTFT液晶、スピーカーなどを搭載しており、AV出力端子やオーディオ入力端子なども備えている。また、ワイヤレスリモコンなども付属する。
画像の転送方式はIrDA Ver.1.1とRS-232Cに対応しているが、転送の際は、専用ソフトなどを同梱したパソコン接続キット「DSKIT-PC4」(9,800円)が必要。画像の1枚あたりの転送時間は、IrDAの場合は約19秒、RS-232Cでは約10秒程度としている。
バッテリは同梱されていないため、別売のアクセサリーキット「ACC KIT-MD1」(24,000円)が必要となる。バッテリはインフォリチウムで、ビデオカメラと同じものが利用できる。
【主な仕様】
●「DSC-F3」(サイバーショット)
従来機種「DSC-F2」の後継モデルで、内蔵メモリが従来モデルの2倍の8MBとなり、エコノミーで最大200枚、スタンダードで最大105枚、ファインで最大60枚の撮影が可能となった。価格も従来モデルから7,000円引き下げられている。
また、あらかじめ収録されたイラストと画像を合成する「プリンパ撮影」や、セピア/モノクロ撮影などの特殊撮影機能を追加。0.25秒間隔で最大20コマ(エコノミー)までの連写機能なども搭載している。
ボディカラーは通常のシルバーに加えて、ブラックモデルも限定5,000台で12月1日から発売される。
なお、「DSC-F3」から転送した画像データを、PCカードに保存するオプション「DSAC-PCS1」(Type2対応)も12月1日から35,000円で発売される。
【主な仕様】
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/CorporateCruise/News/9710/97-098.html
('97/10/22)
[Reported by seino@impress.co.jp]