CD-Rを持っているとする回答が1,000人を越え、47%を占めており、少なくともこのアンケートの回答者の中では、CD-Rがかなり普及している。また、「買う予定がある」という回答も36%もあり、「持っている」とあわせると2,000人、80%を越えている。この結果を見ると、現在ドライブ、メディアともに値下がりが続いているCD-Rに読者の関心が集まっていることがうかがえる。
「買う予定がない」という回答では、MOを使っているのでCD-Rはいらないという意見があった。
CD-Rドライブを持っていますか | 人数 | 比率 |
---|---|---|
持っている | 1,190人 | 47% |
買う予定がある | 913人 | 36% |
買う予定はない | 425人 | 16% |
やはり「価格」が75%と購入時には一番重視されている。それに続いて、「中身のドライブのメーカー」、「バンドルソフト」と、いずれも書き込みの信頼性に大きく影響する2つが上位にあがっている。なお、書き込みソフトについては、単体で買うとかなり高価なので、ドライブにバンドルされているかどうか、また、その種類により、製品パッケージ全体のコストパフォーマンスが大きく違ってくる。そういった意味でもバンドルソフトが重視されるのだろう。
その他では、書き込みの信頼性、SCSIカードとの相性、対応OS、書き込み対応フォーマットという回答が多かった。
購入時の重視点 | 人数 | 比率 |
---|---|---|
価格 | 1,592人 | 75% |
中身のドライブのメーカー | 1,345人 | 63% |
バンドルソフト(書き込みソフト) | 1,278人 | 60% |
書き込み速度 | 884人 | 42% |
接続インターフェイス | 741人 | 35% |
ローディング方式 | 324人 | 15% |
読み込み速度 | 264人 | 12% |
その他 | 208人 | 9% |
「ソニー」、「ヤマハ」、「リコー」の3メーカーに票がわかれた。リコーを選んだ理由としては、CD-RW対応だからという回答が多かった。今のところCD-RW対応ドライブを、生産・量産販売しているのがリコーのみなので、選択肢がほかにはない。そのほかにメーカーを選んだ理由としては、信頼性という回答が多かった。また、そういった情報は多くの場合、周囲の評判、Web上での評価などで得ており、ユーザー間での情報交換が重要な情報源になっているようだ。
ドライブメーカーのその他では、松下、フィリップスがあがっていた。
中身のドライブのメーカー | 人数 | 比率 |
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ヤマハ | 377人 | 28% |
リコー | 355人 | 26% |
ソニー | 320人 | 23% |
TEAC | 62人 | 4% |
ビクター | 51人 | 3% |
その他 | 180人 | 13% |
約6割がメディアのメーカーを重視している。その中で、圧倒的な支持を受けているのは太陽誘電で、6割を越える人が購入している。その次にTDK、ソニーが並ぶ。また、太陽誘電以外のメーカを回答している場合でも、太陽誘電がOEM供給しているからという理由が多く、太陽誘電のブランドイメージはかなり高い。
また、メディアの信頼性についての情報は、自分で使ってみたり、周囲の人、Web上ページ、雑誌などから収集しているという回答が多かった。
メディアのメーカーを重視する | 人数 | 比率 |
---|---|---|
重視する | 1,301人 | 61% |
重視しない | 802人 | 38% |
購入するメディアメーカー | 人数 | 比率 |
---|---|---|
太陽誘電 | 858人 | 65% |
TDK | 427人 | 32% |
ソニー | 315人 | 24% |
コダック | 229人 | 17% |
マクセル | 214人 | 16% |
三菱化学 | 170人 | 13% |
三井東圧 | 133人 | 10% |
フィリップス | 80人 | 6% |
リコー | 82人 | 6% |
イメーション | 60人 | 4% |
パイオニア | 44人 | 3% |
メモレックス | 52人 | 3% |
ヤマハ | 49人 | 3% |
その他 | 55人 | 4% |