丸紅株式会社は、11月中にも株式会社ソフマップに15億円の出資を行ない、パソコン関連商品の販売やマルチメディア分野で業務提携を行なうと発表した。
丸紅はソフマップの第三者割当増資により、発行済み株式の20%弱となる25万株を取得し、第2位の株主となる。また、ソフマップに常勤取締役と非常勤監査役を1名ずつ派遣する。
丸紅は「光通信の資本提携中止の直後に、ソフマップ側から正式に資本提携を依頼された」とし、「当社のマルチメディア事業の拡大という目的と、ソフマップの、2000年の株式公開に向けた自己資本の充実と信用力強化という目的が一致したため、提携を行なった」としている。
提携後は、丸紅が調達したパソコン関連商品や携帯電話のほか、丸紅が出資している「JスカイB」の受信機やコンテンツなど、衛星通信関連商品もソフマップで販売する。また、丸紅のプロバイダ事業を利用し、ソフマップの約100万人のカード会員(クレジットカード、ソフマップカードの合計)を対象にしたインターネット上の電子商取引などを、共同で展開することも検討されている。
□丸紅株式会社のホームページ
(10月16日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.marubeni.co.jp/
□株式会社ソフマップのホームページ
(10月16日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.sofmap.co.jp/
('97/10/16)
[Reported by seino@impress.co.jp]