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15インチTFT採用の省スペースデスクトップも展示

　シャープは、CD-ROMドライブ内蔵の新メビウスワイドと、15インチTFT液晶ディスプレイと小型筐体を組み合わせた省スペースデスクトップを参考出品していた。両機種とも11月末の発売を予定している。

●CD-ROMドライブ内蔵の新メビウスワイド

　解像度1,024×600ドットのTFT液晶を搭載したメビウスワイドの新モデル。メビウスワイドとしては初めてCD-ROMドライブを搭載した。平均11倍速で、取り外してセカンドバッテリと交換することもできる。バッテリ駆動時間は、標準で1時間、セカンドバッテリ使用時で2時間程度。

　展示されていたマシンは参考出品だが、製品版もほぼ同様の仕様になる模様。基本スペックは、CPUにMMX Pentium 133MHz、メモリ32MB、HDDに1.6GBのものを採用し、33.6kbpモデムを内蔵していた。インターフェイスは、USB、プリンタ、シリアル、CRT、赤外線などが用意されている。また、外付けのFDDも標準添付される。

●15インチTFT液晶ディスプレイ採用の省スペースデスクトップ

　最大解像度1,024×768ドットの15型TFT液晶ディスプレイと小型筐体を採用した省スペースデスクトップ。スペックや価格などの詳細は未定だが、企業向けのほか、一般市場向けにも発売する。

　15インチのTFT液晶ディスプレイは、今回単体でも参考出品されていたもの。接続はアナログRGBで、画面表示を最適な状態にする画面自動調整機能を搭載している。また、ディスプレイのスタンド部分にモノラルスピーカーを内蔵した。

　参考出品されていた小型筐体は、オンボード上にTrident製ビデオチップ（メモリ1MB）やLANアダプタ機能、USBポートを搭載。前面には赤外線通信ポートも用意していたほか、筐体には「Mebius」のブランド名もプリントされていた。

('97/10/7)

[Reported by shiina@impress.co.jp]