店頭価格
「SuperMac S950/250」:60万円前後
「SuperMac C500/240」:17万円前後
(15インチディスプレイセット:21万円前後)
連絡先:SuperMacホットライン
Tel.03-3451-2278
ラディウス株式会社は、国内で初めてPowerPC 750 250MHzを採用した企業向けのハイエンドMac OS搭載機「SuperMac S950/250」2モデルと、PowerPC 603e 240MHzを搭載した一般ユーザー向けの入門機「SuperMac C500/240」を発表した。10月15日から順次出荷を開始する。価格はいずれもオープンプライス。
●「SuperMac S950/250」
「SuperMac」シリーズの最上位モデルで、ビデオカードの種類別に「TW8」と「T19」の2モデルが発売される。出荷予定日は10月15日で、店頭価格は両モデルともに60万円前後が予想される。
「TW8」は「IMS Twin Turbo 128M8」と8MBのビデオメモリを搭載しており、解像度は最大1,600×1,200ドット、24ビットカラーに対応している。
「T19」は「Radius ThunderPower 30/1920」を搭載。ビデオメモリは6MBだが、メインメモリの一部を併用することで最大1,920×1,080ドット表示が可能。また、10ビットDACの採用により、30ビットカラーに対応する。
共通仕様としては、PowerPC 750 250MHzと512KBの2次キャッシュを搭載している。米Newer Technology社のCPUボードを採用しており、CPUアップグレードも可能。メインメモリは標準で80MBを搭載。メモリスロットは8基で、最大1,040MBまで増設できる。HDDは4GBで、12倍速CD-ROM、10BASE-Tのアダプターなどを搭載している。筐体はミニタワーで、5スロットのPCIが利用できる。
なお、OSはMac OS 7.6だが、製品に添付されるユーザー登録カードを送付すれば、10月下旬より無償でMac OS 8へのアップグレード用CD-ROMが郵送される。
●SuperMac C500/240
一般ユーザー向けの入門機で、クラリスワークス 4.0や乗り換え案内などのアプリケーション11本が付属する。出荷予定日は10月下旬。店頭価格は17万円前後で、15インチディスプレイとのセット(21万円前後)も発売する
従来モデルとの違いは、新たにMac OS 8とPowerPC 603e 240MHzを搭載した点のみ。ドーターボードによるCPUアップグレードにも対応している。2次キャッシュは512KBで、メインメモリは32MB。メモリスロットは2基で、最大144MBまで増設できる。HDDは1.2GBで、8倍速CD-ROMを搭載している。ビデオメモリは1MB。
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【9/25】メディアビジョン、PowerPC 750搭載のCPUアップグレードカードなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970925/mvision.htm
('97/10/7)
[Reported by seino@impress.co.jp]