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チップセットAMD-640採用のマザーボードも発売

　株式会社メルコは、VESAが提唱している液晶ディスプレイ接続規格「TMDS規格」に対応した13.3インチTFT液晶ディスプレイ「FTD-XT13-PL」とアクセラレータ「WGP-VG4MX-PV」を発売する。同社によれば、対応製品の発表は世界初という。発売時期、価格などの詳細は未定だが、10月中の出荷を予定している。

　また、チップセットにAMD-640を採用したマザーボード「MTMV-BA5-V2」も発売する。10月上旬出荷で、価格は26,000円。

●13.3インチTFT液晶ディスプレイ「FTD-XT13-PL」、アクセラレータ「WGP-VG4MX-PV」

　ディスプレイは解像度1,024×768ドット、視野角140°のTFT液晶を搭載し、4ポートのUSBハブ機能を内蔵。また、アクセラレータはViRGE/MXを採用し、メモリはSGRAM 4MBを搭載した。Open GLにもハードウェアで対応する。

　「TMDS規格」は、VESAが提唱している液晶ディスプレイ・アクセラレータ間の接続用の規格。世界標準規格の候補の一つになっている。今後、規格が普及すれば従来は難しかった異なるメーカー間のデジタル接続が可能になる。ディスプレイとアクセラレータ間の接続は、新端子の「P&Dコネクタ」で行なう。1本のケーブルでつなぐだけで、液晶ディスプレイの機能から4ポートUSBハブ機能まで利用できる。

◎連絡先：株式会社メルコ　インフォメーションセンター
　　　　　Tel.052-619-1827

□メルコのホームページ
http://www.melcoinc.co.jp/
□「FTD-XT13-PL」・「WGP-VG4MX-PV」のニュースリリース
http://www.melcoinc.co.jp/what/html/97032_1.html

●マザーボード「MTMV-BA5-V2」

　AMD社製K6に最適なチップセットAMD-640を採用し、1MBの2次キャッシュを搭載したマザーボードで、Baby AT仕様。Socket 7を備え、ベースクロックや電圧の調整範囲により幅広いCPUにも対応できる。
　マニア層を対象に保証範囲を限定したMTCブランドでの発売で、製品不良以外の動作不良は保証されない。

・対応CPU：Pentium、MMX Pentium、K5、K6、Cyrix 6x86、6x86L、6x86MX各機種
・サポートメモリ：ファーストページ、EDO、SDRAM
・CPU電圧：2.1/2.8/2.9/3.2/3.3/3.52V
・バスクロック：50/55/60/66/75/83.3MHz
・クロック倍率：1.5/1.75/2.0/2.5/3.0/3.5/4.0/4.5/5.0/5.5
・スロット：PCI×3、ISA×2、PCI/ISA×1
・インターフェイス：ATキーボード、PS/2マウス、シリアル×2、パラレル、
　　　　　　　　　　FD、E-IDE×2、IrDA×2、USB×2

◎連絡先：MTCサポートセンターFAX窓口
　　　　　Fax.052-619-1830

□MTCブランドのホームページ
http://www.melcoinc.co.jp/product/mtc.html
□「MTMV-BA5-V2」のニュースリリース
http://www.melcoinc.co.jp/what/html/97033_1.html

('97/9/26)

[Reported by shiina@impress.co.jp]