富士通株式会社は24日、ATAPIインターフェイスに対応した3.5インチサイズ640MB MOドライブ「MCA3064AP」のOEM向け販売を開始した。サンプル出荷は10月下旬からで、価格は5万円。2年間で200万台の販売を目指す。
MCA3064APは従来から販売しているSCSI接続の640MB MOドライブ「M2513A」の姉妹機にあたり、新開発のLSIとキャッシュの改良によって、低消費電力化とパフォーマンスの向上を実現したという。また、同社によればATAPIインターフェイス対応の640MBMOドライブは「世界初」で、AMIやAwardといったBIOSメーカーが開発中の大容量リムバーブルメディアからのブートを可能にするBIOSと組み合わせれば、手軽にMOだけでブートできる「Boot on MO」システムが実現するという。
高速書き込みが可能なオーバーライト型メディアにも対応し、128MB、230MBといった従来のメディアについても読み書きが可能となっている。
【主な仕様】 | |
対応記憶容量 | 128MB / 230MB / 540MB / 640MB |
対応インターフェイス | ATAPI(ATA/ATAPI-4規格準拠) |
回転数 | 3,600rpm |
平均シーク時間 | 30ms |
バッファサイズ | 512KB |
消費電力 | 5.5W(動作時平均) |
□富士通株式会社のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1997/Sep/24.html
□製品情報
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/storage/catalog/mca3064ap/jmca3064ap.html
□「MOソリューション」のページ
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/storage/aboutmo/
('97/9/25)
[Reported by fumitake@impress.co.jp]