【ソフトウェア】

　アップルコンピュータ株式会社は、リモートアクセスソフト「Apple Remote Access 3.0(ARA 3.0)」2製品と、サーバーソフト「AppleShare IP 5.0」を発表した。

　　ARAは電話回線を通じてLAN環境へアクセスするためのソフトウェアで、クライアント版の「Apple Remote Access クライアント バージョン 3.0」と、クライアントとサーバーをワンパッケージとした「Apple Remote Access パーソナル サーバ バージョン 3.0」の2製品がある。価格はクライアント版が9,800円、パーソナル サーバー版が30,000円で、11月中旬よりクラリス株式会社を通じて販売される。対応機種は、Mac OS 7.6.1またはMac OS 8が動作するMac OS搭載機。
　新たに、PPP（Point-to-Point Protocol）を採用、AppleTalkに加え、インターネットで使われる「TCP/IP」を同時に利用することが可能となった。

　AppleShare IP 5.0は、、ファイルサーバー、FTPサーバー、プリントサーバー、メールサーバー、Webサーバーの機能を搭載した、統合型のサーバソフトウェア。AppleShare IP 5.0の希望小売価格は110,000円（5クライアントライセンスキット）から。11月下旬よりクラリス株式会社を通じて販売される。対応機種はPowerPC 601、604、604eを搭載したPower MacintoshおよびWorkgroup Server。対応OSは、Mac OS 7.6.1またはMac OS 8。
　PowerPCマイクロプロセッサに最適化され、従来バージョンの約2倍にパフォーマンスが向上した。また、プロトコルに「TCP/IP」を採用しファイルの転送速度が向上している。従来のAppleTalkによる転送もサポートしている。

□アップルコンピュータ株式会社のホームページ
http://www.apple.co.jp/
□「Apple Remote Access 3.0」ニュースリリース
http://news.apple.co.jp/product/970918ara.html
□「AppleShare IP 5.0」ニュースリリース
http://news.apple.co.jp/product/970918appleshare.html

('97/9/18)

[Reported by date@impress.co.jp]