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BJC-465J |
BJC-430J |
BJC-250J |
BJC-80v |
今回の新製品は、据置型3機種、携帯用が1機種で、いずれも9月12日より発売する。また、写真入力用の小型カラーシートフィードスキャナ「EaryPhoto Reader IS-50」も合わせて発表、標準価格24,800円で9月12日発売する。
カラープリンタの据置型は上位機種から「BJC-465J」「BJC-430J」「BJC-250J」の3機種が、携帯向けコンパクト機種は「BJC-80v」が発表された。A3まで対応の上位機種BJC-465JのみWindows 95/3.1およびMacintoshに標準対応しており、その他3機種はWindows 95/3.1に標準対応で、Macintosh対応はオプションとなる。
新製品では、新たに独自開発した「ドロップ変調技術」を搭載(BJC-250Jを除く)。ドロップ変調技術は、ヘッドの各ノズルに2つのヒーターを設けることで、大小2種類のドットを打ち分けるもの。これまで1つのヒーターで、ドットを「打たない/打つ/2度打ち」で表現していたが、大小2つのドットを打ちわけることで「打たない/小を打つ/大を打つ/大を2度打ち」の4つで表現するため、より写真に近い豊かな階調表現が可能になるというもの。また、小さなドットを打つことが可能になったため、これまで淡い色の印字部分で目についた粒状感(ドットのブツブツが目立つところ)がかなり解消されるという。
また、新たにインクカートリッジと交換することでプリンタをスキャナとして利用できるスキャナカートリッジ「IS-22」「IS-12」をオプションで用意した(IS-22はBJC-465J/430J用、IS-12はBJC-80v用でいずれも12,800円。BJC-250Jは対応なし)。A3まで対応しているBJC-465Jでは、A3書類までスキャンすることができる。スキャナの解像度は最大360dpi。スキャンしたデータをプリントすることで、カラーコピーのような利用方法も可能になった。
このほか、すべての製品で新たに「イメージデータ補正機能」を搭載した。これは、デジタルカメラやインターネットの画像など、解像度が低くジャギーの目立つものを、ソフトウェアにより補正し滑らかにするもので、ドライバで対応している(Windows 95/3.1用ドライバ)。BJC-430J/250Jでは、長尺紙への連続印字を行なう「バナー印刷」にも対応、パーティやセールス用の垂れ幕などを印字できるようにした。
【主な特徴】
新機種名 | BJC-465J | BJC-430J | BJC-250J | BJC-80v (携帯タイプ) |
---|---|---|---|---|
標準価格 | 79,800円 | 49,800円 | 34,800円 | 54,800円 |
ドロップ変調技術 | ○ | ○ | × | ○ |
カートリッジスキャナ対応 *1 | オプション (IS-22) | オプション (IS-22) | × | オプション (IS-12) |
フォトインク | ○ | ○ | オプション | × |
バナー印刷 | × | ○ | ○ | × |
イメージデータ補正機能 *2 | ○ | ○ | ○ | ○ |
赤外線通信機能 (IrDA ASK)*3 | × | × | × | ○ |
最大用紙サイズ | A3 | A4 | A4 | A4 |
普通紙給紙容量 | 約100枚 | 約100枚 | 約100枚 | 約30枚 |
官製ハガキ給紙容量 | 40枚 | 40枚 | 40枚 | 30枚 |
Windows 95/3.1対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Macintosh対応 | ○ | オプション | オプション | オプション |
□キヤノン株式会社のホームページ
http://www.canon.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/Whatsnew/1997-shimo/pr_bj-465.html
□Wonder BJホームページ
(9月10日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.canon-sales.co.jp/BJ/
('97/9/10)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]