【ソフト】

Linux、FreeBSDなどに対応

　オムロンソフトウェア株式会社は、商用としては初となる、PC-UNIX用の日本語ワープロソフト「dp/NOTE for Linux/BSD」を発売する。発売日は10月9日で、価格は9,800円。9月5日から予約の受け付けが開始されたほか、9月下旬から同社のホームページで体験版のダウンロードが開始される。

　「dp/NOTE for Linux/BSD」は、すでに発売されているUNIXワークステーション用「dp/NOTE」のPC-UNIX版で、OSはLinux、FreeBSD、NetBSD、BSD/OSに対応。基本的な編集機能のほか、罫線機能や、電子メールの送受信機能、HTML形式への変換をサポートする。なお、かな漢字変換システムは備えておらず、同社の「Wnn6 for Linux/FreeBSD」(9,800円)などのXIM準拠のかな漢字変換システムと組み合わせて使用する。

　現在、UNIXで日本語文書を作成する場合、エディタ「Mule」や、組み版ソフト「TeX」といったフリーウェアが一般的に利用されている。しかし同社では、「一般ユーザーも増加しており、PC-UNIXの初心者ユーザーがこれらのソフトを使うのは難しい。また、フリーウェアだけで環境を構築するとサポートが不安といった声が数多くある。これらの声に応えて、この製品をリリースした。」としている。

□オムロンソフトウェア株式会社のホームページ
http://www.omronsoft.co.jp/SP/
□ニュースリリース
http://www.omronsoft.co.jp/SP/new.html#dolfin
□Wnn6 for Linux/FreeBSDのホームページ
http://www.omronsoft.co.jp/SP/Wnn6/LinuxFreeBSD/index.html

('97/9/8)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]