マイクロマウス、「Shadows of the Empire(帝国の影)」 ほか

Weekend Summary【'97/8/29版】


(C)1997 Lucasfilm Ltd. and LucasArts Entertainment Company. All rights reserved.
Shadows of the Empire, Star Wars and the LucasArts logo are trademarks of Lucasfilm Ltd., used under authorization.

●マイクロマウス、「Shadows of the Empire(帝国の影)」

 マイクロマウスは、スター・ウォーズを題材とした3Dアクションシューティング「Shadows of the Empire(帝国の影)」英語版を9月12日(金)を発売する。標準価格は10,800円。対応OSはWindows 95で、3Dfx Voodoo、Rendition Verite、3DLabs Premedia 2のいずれかを搭載した3Dグラフィックアクセラレータが必要となる。
 「Shadows of the Empire(帝国の影)」は、NINTENDO 64用ソフトとして発売された同タイトルを移植したもの。ストーリーはスター・ウォーズ「帝国の逆襲」と「ジェダイの復讐」の間に起こったエピソードを収録。プレイヤーは、「ルーク・スカイウォーカー」暗殺を目論む地下犯罪組織に対抗するために、重装甲トランスポート「アウトライダー」に乗り込んで戦いを挑む。
 ステージは全10レベルで、宇宙空間での3Dシューティングのほか、地上ではドゥーム系の戦闘も楽しめる。AT-ATウォーカーやストームトゥルーパー、賞金稼ぎボバ・フェットなど、映画に登場したキャラクターを始めとして、新キャラクターなども登場する。

【動作環境】


(C)1997 Sierra On-Line,Inc.(C)1997 Sierra Pioneer Inc.

●シエラ・パイオニア、直感的な操作感を重視した「シエラ・ゴルフ」

 シエラ・パイオニアは、マウスによる直感的な操作感を重視したゴルフゲーム「シエラ・ゴルフ」を発表した。標準価格は9,800円。発売は10月24日(金)を予定している。対応OSはWindows 95。
 従来のゴルフゲームでは、画面上のキャラクターのスイングに合わせて、プレイヤーがボタンをクリックするタイミング重視のシステムが主流となっていた。これに対し、「シエラ・ゴルフ」ではマウスの動きに合わせて画面上のキャラクターがスイングを行なう「トゥルースイング」システムを塔載。ショットの際は、マウスを手前に引くとバックスイング、前に押し出すとダウンスイングとなり、マウスの移動距離によってショットの強弱が調節できる。
 グラフィックは3Dポリゴンで、ハワイの「プリンス・コース」、米ウエストバージニア州の「ピートダイ・ゴルフクラブ」など実在のコースの地形がリアルに再現されている。LANやインターネット経由で最大8人までの対戦プレイにも対応した。
 なお、米国ではオプションとして追加コースなども発売されているが、日本での発売については未定となっている。

【動作環境】


(C)1997 SystemSoft Corp.

●システムソフト、グラフィックと操作性を一新した「天下統一 相剋の果て」

 システムソフトは、戦国時代を舞台にしたシミュレーション「天下統一 相剋の果て」を10月23日に発売する。標準価格は8,800円。対応OSはWindows 95。
 「天下統一 相剋の果て」は、2月に発売された前作のグラフィックと操作性を一新したシリーズ最新作。新たにクォータービュー(斜め見下ろし型)の合戦画面などを採用。足利義輝暗殺後の永禄8年(1565年)を舞台に天下統一を目指す新シナリオなども収録した。

【動作環境】


【8/29~9/5発売予定ソフトタイトル】

※対応OSの95はWindows 95、3.1はWindows 3.1、DOSはMS-DOS、MacはMacintoshを表わします。
※アダルトソフトは含まれていません

発売予定日タイトル
(ジャンル)
発売メーカー対応OS予価備考
8/29(金)Winning Post3
(競走馬育成シミュレーション)
光栄Mac11,800円Windowsで先行発売された同タイトルを移植。ダンスインザダーク、トロットサンダーなどの最新の種牡馬、繁殖牝馬データを搭載し、'97年度の新番組に対応。レースシーンのリニューアルや時間制限の削除など、前作から大幅に変更が加えられている。
コマンチ3 日本語版
(フライトシミュレーション)
マイクロマウス9510,800円NovaLogic社のヘリコプター・フライトシミュレーションを日本語化。米軍フライト・センターの全面協力により、実在の戦闘ヘリコプター「RAH-66コマンチ」のコクピットやフライト性能を忠実に再現。ミッションは40種類以上を収録。操作に慣れるための訓練ミッションなども用意されている。また、マルチプレイにも対応しており、モデム、シリアルケーブルでは最大2人、LANでは最大8人までの対戦が可能となっている。
スーパーバブジー日本語版
(アクション)
958,800円アメコミタッチのキャラクター「バブジー」を操り、地球侵略のために送り込まれた「ウーリー」たちと戦う横スクロールアクションゲーム。ウーリーたちに奪われた「毛糸玉」を集めながら、時間内にゴールにたどり着くとステージクリアとなる。ステージは全16面。操作は方向キーとジャンプキーのみでシンプルにまとめられており、初心者でも楽しめる内容となっている。
ロジック麻雀「創龍」
(テーブル)
959,800円コンピュータの思考パターンを設定することで、オリジナル雀士を作成できる「キャラクターメイク機能」搭載の4人打ち麻雀。役満ばかりを狙う雀士を作成したり、「一九字牌を優先して捨てる」など、打ち筋まで詳細に設定できる。通常の対戦モードのほか、ハードボイルドタッチのストーリーモードも収録されている。
Sim City 2000スペシャルエディション 日本語版
(シミュレーション)
マクシス95、Mac6,980円都市開発シミュレーション「シムシティ2000」に「シムシティ2000シナリオ集」、「アーバンリニューアルキット」などを同梱。災害で廃虚になった都市やエイリアンに襲撃された都市の復興など、上級者向けのシナリオも収録。付属の「アーバンリニューアルキット」で、オリジナルデザインの建物の設計も可能となっている。
シムタウン 日本語版
(シミュレーション)
956,980円町長となり、材木や穀物などの資源を管理しながら道路や住宅、公共施設などを建設し、自分だけの町作りを目指すシミュレーション。町のバランスを一定期間維持すると、レベルに応じた4段階の賞が贈られる。住人たちはオフィスで仕事をしたり、スケボーで遊ぶなど、さまざまな行動をとっており、オリジナルキャラクターを住まわせて観察することも可能。
9/4(木)バイオハザード
(3Dアクション)
カプコン956,800円家庭用ゲーム機で発売された同タイトルを移植。特別なグラフィックボードを必要とせず「先行発売された“PowerVR”専用版と同等のクオリティをもっている」という。PC版では、初心者向けキャラクター「ジル」でプレイした場合、セーブ回数が無制限となるなどのオリジナル要素が追加されている。
9/5(金)Moto-Racer
(バイクレース)
エレクトロニック・アーツ・ビクター957,800円3Dポリゴンのバイクレースゲーム。湾岸を走る「Speed Bay」、アメリカ西部をイメージした「West Way」、雪道の「Snow Ride」、ダートコースの「Dirt Arend」など4種類のコースを収録。バイクはレーサー仕様とオフロードタイプの2種類が用意されている。シングルプレイのほか、IPX、TXP/IP、モデム、シリアル接続による最大8人までのマルチプレイにも対応している。
バーチャファイター2
(対戦格闘アクション)
セガ958,800円アーケードやセガサターンで発売され、大ヒットした3D対戦格闘アクションを移植。セガサターンからの移植だが、アーケード版のモデリングを再現したキャラクターの使用も可能で、ネットワーク対戦やチャット機能なども追加されている。また、セガサターンで発売された「バーチャファイターポートレイト集」のCG100枚以上を収録した。MMXにも対応。
エーベルージュスペシャル~恋と魔法の学園生活~
(育成シミュレーション)
富士通959,800円'96年7月に発売され、家庭用ゲーム機にも移植された「エーベルージュ」をパワーアップ。ユーザーの要望を元に、操作性やゲーム性を改良。期間が前作の5年から1年9ヶ月と大幅に短縮されたほか、イベントを一新し、プレイヤー側から女性キャラクターにデートを申し込むことも可能となった。キャラクターや世界観は前作を踏襲。滅亡の危機に瀕した「ワーランド」の魔法学園を舞台に、魔法の習得や恋愛を軸としたストーリーが展開する。

[Reported by seino@impress.co.jp]


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('97/8/29)



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