米Intel社は、現地時間の25日、Pentium II用の新チップセット「440LX AGPset」とそれを使用したマザーボード3種を発表した。440LXは、PCI AGPコントローラ(PAC)とIDEアクセラレータ(PIIX 4)の2チップで構成され、価格は1万個ロット時の単価が64ドル。パッケージはいずれもBGA(ボールグリッドアレイ)。
440LXは、AGP(グラフィック用高速専用バス)を持つほか、メモリアクセスも最適化されている。Pentium IIの能力を発揮するためのチップセットとして発売が待たれていた。
同時に発表されたマザーボードはATX仕様の「AL440LX」、NLX仕様の「NX440LX」、デュアルCPU用の「DK440LX」の3種類。
なお、26日に、日本法人のインテル株式会社からもリリースが出された。国内の単価は7,650円(1万個ロット時のキット価格)。
□米Intel社のホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/CS082597.HTM
□ニュースリリース(和訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press/440LX.htm
('97/8/26)
[Reported by date@impress.co.jp]