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富士写真フイルム株式会社は、スマートメディアスロット搭載のビデオプリンタ“プリント・イット”「TX-7」、シートフィード型カラースキャナ「CS-1」、3.3Vスマートメディアの4製品を発売する。
●スマートメディアスロット搭載のビデオプリンタ「TX-7」
フルカラー(24bit)ビデオプリンタで、スマートメディア、パソコン、ビデオからの入力に対応している。印刷方式は、同社独自の用紙自体が発色するTA方式(サーモオートクローム方式/光定着型直接感熱記録方式)。対応機種はPC-98シリーズ、PC/AT互換機、Macintoshとなっている。
最大の特徴は、デジタルカメラで撮影したスマートメディアの画像を、ダイレクトにプリントできるスマートプリント機能。対応画像フォーマットはJPEG(Exif)で、フジフイルム「DS-20/10/8/7」、ミノルタ「Dimage V」、アップル「Quick Take 200」などで撮影したスマートメディアを読み込める。別売のテンプレート集を使うことで、キャラクターやメッセージとの合成が可能で、それを16分割仕様のシール用紙に印刷するとプリクラ風のシールが作成できる。ビデオ出力端子も装備しており、スマートメディアの画像プレイヤーとしても利用可能。
ビデオなどの画像をTX-7に取り込み、その画像をパソコンに転送することも可能で、ビデオキャプチャーとしての利用もできる。また、パソコンからスマートメディアを読み書きすることも可能となっている。プリント画質は、自動的に彩度を調整するスーパーACC(Automatic Chroma Contorol)や、AWB(Automatic White Balance)、AGC(Auto Gain Control)などの技術を新たに採用したことで向上したとしている。
フルカラー(24bit)で300×300dpiの取り込みが可能で、名刺サイズからA4までに対応する小型スキャナ。
インターフェイスはパラレルで、Windows 95に対応する。パソコンとの接続には別売のインターフェースセットが必要で、インターフェースセットにはPC/AT互換機用(IF-CS/D、5,000円)、PC-98シリーズ用(IF-CS/N、5,000円)の2製品が用意される。なお、いずれのインターフェースセットにもTWAIN32のドライバのほか、OCRソフト「読んde!!ココ」や、ランチャーソフト「TaskBridge」などが付属する。
●4MBと8MBの3.3Vスマートメディア
秋以降の発売が予告されていた、3.3V駆動のスマートメディアが9月25日に発売される。4MBと8MB容量の2製品が用意され、いずれの製品にも収納ケース、静電気防止ケースなどが付属する。
□富士写真フイルム株式会社のホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□“プリント・イット”「TX-7」のニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj246.html
□シートフィード型カラースキャナ「CS-1」のニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj247.html
□3.3Vスマートメディア「MG-Sシリーズ」のニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj248s.html
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【7/7】富士フイルム、3.3Vのスマートメディアにも対応するPCカードアダプタ
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970707/fujifilm.htm
('97/8/19)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]