【業界動向】

ソフトバンク、告発本の版元を名誉毀損で提訴


 ソフトバンク株式会社および関連会社、役員など5名は、「内部告発ソフトバンク・歪んだ経営」を出版したエール出版社とその役員を相手取り、名誉毀損に基づく4億円の損害賠償請求と謝罪広告の掲載を要求する民事訴訟を東京裁判所に起こしたと発表した。

 ソフトバンクによるリリースによれば“同書は、当社の社員である著者による内部告発であるとされているが、当社には過去も現在も吉田晃一という名前の社員が在籍したことはなく、内容も「急成長していると思わせている派手な買収戦略は、何の成果もあげていない」「ソフトバンクは、適切なディスクロージャーを行うつもりは全くないことは明らかである」「これではソフトバンクの決算は信用できないではないか」など、当社などの社会的評価を低下させる虚偽が含まれている”としている。

□ソフトバンク株式会社のホームページ
http://www.softbank.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.softbank.co.jp/sbadmin/news/970806.htm

[Reported by date@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp