【業界動向】

売上高はダウン
リストラ効果などにより、大幅に収益が改善

　米Digital Equipment社は24日（現地時間）、'96年度第4四半期決算（4～6月）と、'96年度決算（'96年7月～'97年6月）を発表した。

　'96年度第4四半期の純利益は1億2,400万ドルで、前年同期の4億3,300万ドルの損失（リストラ費用4億9,200万ドルを含む）から、大幅な増益となった。売上高は前年同期の37億ドルから、約5%ダウンの35億ドルとなっている。また、'96年度の総売上高は130億ドルで、前年度の146億ドルから約10%ダウンとなったが、純利益は1億4,000万ドルとなり、前年度の1億1,200万ドルの損失から大幅に改善された。

　同社では、今回の増益について「Windows NT搭載のクライアント/サーバー製品が前年から50%以上の売り上げ増となった」ことや、「前年同期から、4,200人の従業員を削減した」ことなどをあげている。

□米Digital Epuipment社のホームページ
http://www.digital.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.digital.com/PR00VG/
□日本ディジタルイクイップメント株式会社のホームページ
（7月28日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.dec-j.co.jp/

('97/7/28)

[Reported by seino@impress.co.jp]