米Intel社と米Texas Instruments社は、'97年度第2四半期決算を発表した。
●Intel
売上高は、前年同期比29%アップの60億ドル、純益は前年同期から58%アップし、16億ドルとなった。'97年度第1四半期と比較すると、売上高は7.6%ダウン、純益は17%ダウンとなるが、これについては「ヨーロッパ市場が低調だったことに加えて、大変好調だった第1四半期分の在庫調整と、PC自体が製品の転換期にあたるため、一時的にダウンした」としている。また、「MMXテクノロジーを採用したプロセッサは、第2四半期で、市場での認知と移行が急速に進んでいる」とし、MMX PentiumとPentium IIが好調であることを強調している。
●Texas Instruments
純益が2億4,900万ドルとなり、前年同期の3.2倍以上と、大幅な伸びを記録した。また、売上高は25億5,900万ドルとなり、前年同期比7%アップとなった。今回発表された決算での純益の大幅な向上について、同社では「DSP製品群の売上高増加とともに、DSPを主力商品とする半導体事業部門の営業利益が前年同期比4倍増となった」ことなどをあげている。
□米Intel社のホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/CN071597.HTM
□ニュースリリース(和訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press/results.htm
□米Texas Instruments社のホームページ
http://www.ti.com/
□ニュースリリース
http://www.ti.com/corp/docs/pressrel/1997/2q97.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.tij.co.jp/jcorp/docs/whatsnew/corp9707.html
('97/7/16)
[Reported by seino@impress.co.jp / yuy@Hawaii.Edu]