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VIA社のApollo VP-2チップセットを採用

コンパック、DESKPROシリーズをモデルチェンジ

DESKPRO '97/7/16 リリース公開

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コンパックカスタマーセンター Tel.0120-101589

 コンパック株式会社は、デスクトップPC「DESKPRO 2000/4000シリーズ」をモデルチェンジした。いずれも企業向け製品で、2000シリーズはコストパフォーマンス重視のスタンドアロン型、4000シリーズは100BASE-TX/10BASE-T両用のネットワークインターフェースを装備したクライアント型モデル。2000シリーズには、ワープロ/表計算ソフトをプリインストールし、モニタをセットにした「DESKPROバリューシリーズ」も用意された。

 この製品の最大の特徴は、マザーボードのチップセットにIntel製を採用せず、VIA社のApollo VP-2チップセットを採用した点。コンパックでは「コスト面から従来のSocket 7ソリューションは継続する必要があり、今後も改良が予定されているVIA社の製品を採用した」としている。また、AMDのIntel互換CPU、K6で特に性能を発揮すると言われているVP-2を採用したことで、今後K6の採用も考えられるが、これについては同社は「検討はしているが、すぐに製品化の予定はない」としている。なお、2000シリーズでは、MMX機能を持たないPentium搭載機種のみ、チップセットにIntelの440HXが採用されている。

 その他の特徴としてCPU/グラフィックチップ/CD-ROMドライブの強化、シンクロナスDRAMの採用(以上共通)、ネットワークからの管理機能の強化、筐体カバーのソフトウェアによる電子ロック、IrDAポート(4000シリーズ)などがあげられる。また、UDM(Universal Driver Manager)と呼ぶ各種デバイスドライバの一体化により、旧機種を含めたDESKPROシリーズ全モデルで、今後はモデル別にファイルを用意する必要がなくなり、UDM 1つで最新のドライバをインストールできるようになる。

○DESKPRO 2000(6タイプ8機種)

○DESKPRO 4000(4タイプ4機種) ○DESKPRO バリューシリーズ(2タイプ8機種)

□コンパック株式会社のホームページ
http://www.compaq.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/w_new/press84.html
□製品情報
http://www.compaq.co.jp/product/desk2-4-6.html

('97/7/16)

[Reported by date@impress.co.jp]


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