【その他】【ソフト】

スタンフォード大学と共同でライセンス供与
物理モデル音源の特許も含む

ヤマハ、物理モデル音源を含む電子音源の特許公開、
ソフトシンセを商品化


7月9日 ライセンス供与開始


連絡先:ヤマハ株式会社 XG事業推進室
    E-mail : xg-info@emi.yamaha.co.jp


 ヤマハ株式会社は、スタンフォード大学と共同で、電子音源に関する特許技術「Sondius(ソンディアス)-XG」プログラムのライセンス供与を7月9日から開始した。ライセンスの契約窓口は、スタンフォード大学が行う。このプログラムは、楽器の仕組みをシミュレーションする物理モデル音源の特許や、ヤマハが提唱する電子音源のフォーマット「XGフォーマット」の特許などのほか、製品化ノウハウまでをまとめた技術ライセンスプログラム。このライセンスを受けることで、XGフォーマットに対応した物理モデル音源などの製品開発が可能になる。

 また、ヤマハは、同プログラムの技術に基づいた「VA(バーチャルアコースティック)音源」を、同社のソフトシンセサイザー「S-YXG50」に加えた「S-VA」も発表した。年内をめどに商品化し、パッケージやダウンロードでの販売を開始する予定。

【VA音源部の主な仕様】

【動作環境】

□ヤマハ株式会社のホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□「Sondius-XG」のニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/97070901.html
□「S-VA」のニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/97070902.html
□「Sondius-XG」ライセンスプログラムの概要(英文)
http://www.Sondius-XG.com

('97/7/11)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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