【業界動向】

K6、35万個以上を出荷、1億ドルを売り上げ

　米AMDは現地時間の7月8日、'97年第2四半期の財務実績を発表した。 売上高は5億9,456万1,000ドルで、前期に対し8%の伸びを示した。純益は996万8,000ドルで、前期の1,295万1,000ドルには劣った。
　しかし、Pentium互換プロセッサ部門が不振で、売り上げ4億5,507万7,000ドルながら、純損失が3,467万2,000ドルにのぼった前年同期にくらべると大幅に改善された。
　K6プロセッサは、4月2日の製品発表以来35万個以上を出荷しており、1億ドルにのぼる売り上げをあげている。これによりK6を含むコンピューター製品グループの売り上げは、前期比で36％増加した。なお、すでにPentium互換プロセッサの生産は、すべてK6に転換されている。

□米AMD社のホームページ
http://www.amd.com
□ニュースリリース（英文）
http://www.amd.com/news/corppr/9744.html
□日本AMD社のホームページ
http://www.amd.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.amd.com/japan/news/corppr/nr9744-1.html
□参考記事
【4/3】日本AMD、MMX対応CPU「K6」を発表。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970403/k6.htm
【5/23】パソコン関連企業 '96年度決算報告リンク集
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970523/settle.htm

（'97/7/10）

[Reported by tsujino@impress.co.jp]