【周辺】

DirectSound3Dと互換性を持つ「QSoft3D」をバンドル
ヤマハの独自技術から、Qサウンド社の技術導入へ移行

ヤマハ、QSound社製ソフトをバンドルした3DサウンドLSI

'97/9/1 出荷開始

サンプル価格:3,300円

連絡先:ヤマハ株式会社 電子デバイス事業部 半導体営業部
Tel.0539-62-4918

 ヤマハ株式会社は、3DサウンドLSI「YMF715(OPL3-SA3)」にカナダのQSound社製「QSoft3D」をバンドルし、9月1日から出荷を開始する。サンプル価格は3,300円。

 バンドルされる「QSoft3D」は、2台のスピーカーだけで立体的な音響効果が得られる「ポジショニング」(音像定位)技術を実現するためのソフトウェア。DirectSound3Dとの互換性があり「DirectSound3Dよりも音質劣化やCPUへの負荷が小さく、高音質」としている。

 従来、ヤマハではポジショニングを実現する独自の「YSOUND」技術を開発していたが、「DirectSound3Dにより、ポジショニングの操作方法の標準化が進むと予測した結果、以前から技術提携関係にあるQSound社のソフトウェアを導入した」としている。

□ヤマハ株式会社のホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/97070201.html
□カナダQSound Labs社のホームページ
http://www.qsound.ca/
□QSound Technologyの概要(英文)
http://www.qsound.ca/techno.htm

('97/7/2)


[Reported by seino@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp