【その他】

ソフトウェアアップグレードで56kbpsに対応可能

ローム、米PCtel社と提携
ノート内蔵用の56kbps対応HSPモデムチップを開発

'97/7 サンプル出荷開始


 ローム株式会社は、HSP(Host Signal Processing)モデムの技術について米PCtel社と提携、ノートパソコン内蔵用の56kbps対応モデムチップを開発した。サンプル出荷開始は7月で、サンプル価格は未定。10月には量産を開始し、主にノートパソコンの組み込み用に販売する。

 HSPモデムは、米PCtel社の開発したもの。ソフトウェアによって一部の処理をパソコンで行ない、チップを簡略化することで低価格なモデムを実現できる。ソフトウェアのアップグレードも可能で、56kbpsにも対応できるという。ただし、当初の通信速度は最大33.6kbpsで、56kbpsへのアップグレードの時期や、対応規格などは未定。



□ローム株式会社のホームページ
http://www.rohm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.rohm.co.jp/news/pctel-j.html
□米PC tel社のホームページ(英文)
http://www.pctel.com/

('97/6/25)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp