【周辺】

17インチDSTNタイプも発売予定
128MBのSDRAMモジュールはFMV DESKPOWER新シリーズに対応

　株式会社アイ・オー・データ機器は、液晶モニタ市場に参入、手始めとして13.8インチのTFT液晶モニタ「LCD-D14T」（標準価格：298,000円）を7月中旬より発売する。

　また、富士通の新FMVシリーズやシャープの新Mebiusシリーズに対応したメモリも同時発表された。これには、SDRAMタイプのDIMM製品としては大容量である、容量128MBや64MBの製品も含まれている。

●13.8インチTFT液晶モニタ「LCD-D14T」
　専用グラフィックアクセラレータを必要とする、デジタルインターフェイスを採用した製品。表示面積がCRTモニタの16インチと同等となる、13.8インチのTFT液晶を搭載している。最大表示ドット数は1,024×768ドットで、最大表示色数は26万色となっている。

　付属の専用グラフィックアクセラレータは、画像処理チップとして、Chips&Technologies社の65550を採用したもの。PC/AT互換機に対応している。液晶モニタのほか、CRTモニタへの出力にも対応しており、双方同時に表示を行なうことも可能。搭載メモリは2MB。

　なお今後、液晶モニタのラインナップとして、17インチDSTNモデルの発売も予定し ている。

【主な仕様】

液晶モニタ部
視野角度：上30度、下10度、左右各45度
外形寸法、重量：356(W)×329(H)×166(D)mm、3.8kg
消費電力：15.6W
• 専用グラフィックアクセラレータ部
  ビデオチップ ：Chips&Technologies 65550
  対応OS ：Windows 95 / Windows NT 4.0
  接続インターフェイス：PCIバス
  

●メモリ製品
　SDRAMタイプのDIMM製品としては大容量である、「SD4100-128M」(容量128MB)や「SD4100-64M」(容量64MB)など7製品。いずれも、富士通が6月以降に発表したFMV新シリーズに対応しており、7月末の発売が予定されている。なお、「SD4100-128M」などは一般的なSDRAMタイプのDIMM製品と同規格の製品だが、対応機種以外での動作は保証されていない。

　このほか、従来製品である「SDIM646シリーズ」や「SDIM646T-32M」が、MN-5400Dなどシャープの新Mebiusに対応していることも発表された。

• SDRAMモジュール(168ピンDIMM,4クロック)
  　SD4100-64M(容量64MB) ： 73,000円
  　SD4100-128M(容量128MB) ：144,000円
  対応機種：FMV-DESKPOWER TIII20など6月4日発売のFMV-DESKPOWER新モデル

• ノート用SDRAMモジュール
  　SDIM2100-16M(容量16MB) ：16,000円
  　SDIM2100-32M(容量32MB) ：38,000円
  対応機種：FMV-BIBLO NU13など6月4日発売のFMV-BIBLO新モデル

• ECC対応SDRAMモジュール(168ピンDIMM,4クロック)
  　ECC4100-32M(容量32MB) ： 34,000円
  　ECC4100-64M(容量64MB) ： 82,000円
  　ECC4100-128M(容量128MB)：162,000円
  対応機種：FMV-5133D8など、6月11日発売のビジネス向けFMV新モデル

('97/6/25)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]