標準価格:98,000円
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株式会社アステル東京は、PIAFS準拠の32kbpsデータ通信に対応したPDA一体型PHS「AI-15」を発表した。8月上旬から、98,000円で発売する。
「AI-15」はNIFTY-Serveなど、PIAFS対応のパソコン通信を介して、メールの送受信が行なえる。インターネットメール(TCP/IP)については「対応を検討しているが、現段階では未定」としている。
製造元は日本アイ・ビー・エム。PCカード一体型PDA「ChipCard VW-200」を元に開発されているが、CPUが8bitから16bitに変更されたほか、夜間用のイルミネーション機能が追加され、PHSとして使用する際の持ちやすさにも配慮されている。キーパネルは、直接PCカードスロットには挿入できない仕様となっており、パソコンとのデータ送受信や無線モデムとして利用する場合は、カードスロットに付属のPCMCIAインターフェイスケーブルを別途差し込む必要がある。
本体サイズは約58(幅)×119(高さ)×27.5(厚さ)mmで、重量は約160g。液晶の表示サイズは200×320ドット。バッテリーはリチウムイオンで、「連続通話約7時間、連続待ち受け約500時間を実現した」という。
PDA機能としては、スケジューラーや500件までのアドレス帳機能、世界時計などを搭載。付属のタッチペンで手書きメモの作成や、メモの内容を9,600bps対応のG3 FAXで直接送信することもできる。
なお、オプションとして、Lotus Notesとのメール送受信を行なうためのゲートウェイソフト「InfoMail」や、ホストコンピュータへの接続が可能となるソフトウェアなどの発売も予定されている。
□株式会社アステル東京のホームページ
http://www.astel.co.jp/tokyo/
□ニュースリリース
http://www.astel.co.jp/tokyo/news/970616.html
□日本IBMの「ChipCard VW-200」ニュースリリース
http://www.ibm.co.jp/Products/news/960213/index.html
('97/6/17)
[Reported by seino@impress.co.jp]