【周辺】

スマートメディアの3.3V仕様に対応
画像転送時はカメラ本体のPCカード部をスロットに挿入

連絡先：株式会社東芝　デジタル映像事業部 Tel.03-3457-8404

　株式会社東芝は、105（W）×20（D）×55（H）mm、重量130gと、小型・軽量なデジタルカメラ「Allegretto（アレグレット）PDR-2」を発表した。8月10日から、標準価格59,800円で発売する。

　「PDR-2」は、記録媒体にスマートメディアを採用している。パソコンへのデータ転送の際にはカメラ本体のカード収納部分（PCカード部）を開き、PCカードスロットに直接挿入することができる。スマートメディアの3.3V仕様に対応しているため、今夏発売予定の8MBカードも利用できる。記録枚数は、2MB使用時でファインモード24枚、スタンダードモード48枚となっている。

　イメージセンサーには、CCDよりも消費電力が低く、コストパフォーマンスに優れたCMOSセンサー（1/4インチ、33万画素）を搭載。画像サイズは640×480ドットで、JPEG（exif）形式で保存される。1枚あたりの記録時間は約5秒としている。ディスプレイは搭載していない。電源にはカメラ用のリチウム電池を採用しており、約500枚の撮影が行なえるという。

　また、Windows/Macintosh対応の画像加工・アルバム管理用ソフト「ImageExpert」のほか、フラッシュピックスフォーマットに対応した「LivePix」（英語版、機能制限版）、2MBのスマートメディア（初回ロット1万台のみ2枚付属、以降は1枚）などが同梱される。

【主な仕様】

• 感度：ISO 100相当
• 焦点距離：4.9mm（35mmカメラ換算値：49mm）
• 最大口径比：F 2.8
• シャッタースピード：自動（1/8～1/1,000）
• ホワイトバランス：自動

□株式会社東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_06/pr_j1601.htm

('97/6/16)

[Reported by seino@impress.co.jp]