【周辺機器】

IBMは8.4GBでQuantumとならぶ

　従来のMRヘッドを改良したアドバンストMRヘッド（MRX）などの技術により、面記録密度を1.74ギガビット／平方インチに上げ、大容量を実現した。ディスクは4枚を内蔵している。インターフェィスはUltra DMA/33で、最大33MB/Secの転送速度を可能。

　3.5インチIDEの大容量HDDは先日、米Quantumが8.4GB容量のFireball SE（量産出荷：'97年10月）を発表しているが、容量ではそれに追いつき、量産出荷開始ではそれに先んじることになる。

　また、米Maxtorも、7.0GBの3.5インチHDD「DiamondMax 1750」を発表した。定番のMRヘッドとPRMLの組み合わせで大容量を実現している。OEMが主体だが米国では小売りもされる。6月末から量産出荷を開始、Ultra DMA/33に対応した機種は7月末に量産出荷開始。米国での店頭希望小売価格は499ドルの見込み。

□日本アイ・ビー・エム株式会社のホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/cgi-bin/search.pres?cmd=BRWS&hdoc=PRES0864
□製品情報（英文）
http://www.storage.ibm.com./storage/oem/data/dskstr58.htm

□米Maxtorのホームページ
http://www.maxtor.com/
□製品情報（英文）
http://www.maxtor.com/specs/dmax1750.txt

□関連記事
【6/5】米Quantum、HDD新製品を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970605/quantum.htm

('97/6/16)

[Reported by date@impress.co.jp]