標準価格:オープンプライス
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ラディウス株式会社は、Mac OS搭載機「SuperMac C500」を6月から出荷する。価格はオープンプライスだが、実売価格は17~18万円台になる見込み。ラディウスは丸紅株式会社とSuperMac C500の独占契約を結び、日本国内では丸紅が総代理店となる。「SuperMac C500」はSuperMacシリーズのローエンド機で、米国での市場価格は945~1095ドルだが、日本国内で発売される「C 500」とは構成が微妙に異なる。
CPUはPowerPC 603e 180MHzを搭載、CPUはアップルの純正機同様、ドーターボード方式によるアップグレードに対応している。2次キャッシュメモリは、米国モデルは256KBが標準装備だが、国内仕様ではオプションになっている。メモリはオンボードに16MBが標準搭載されており、メモリ拡張スロット(168ピンDIMM)を2基装備、最大メモリは144MB。ドライブは1.44MB FDD、1.2GB HDD(IDE)、8倍速CD-ROMドライブを内蔵している。ビデオメモリはオンボード1MBで、解像度と色数は800×600ドット時に32,000色表示。PCI拡張スロットは2基装備。アプリケーションは、クラリスワークス4.0J、乗換案内、Nisus Writer 4.17などがバンドルされている。
PowerPC 603e 180MHz搭載で、ワープロなどの一般用途には十分使えるパフォーマンスだと思われる。しかし、英語環境より日本語環境の方が処理が重くなるのに、パフォーマンスにかなり影響する2次キャッシュが、米国仕様では256KB標準搭載なのに、国内仕様ではオプションとなっているのが気になるところだ。ラディウスでは「購入しやすい価格にするためと、必要な方には512KBも装着していただけるよう選択の幅を広げる意味でもオプションにした」としている。2次キャッシュのオプション価格は256KBが15,800円、512KBが24,800円。
□米国仕様「SUperMac C500」シリーズ製品情報
(英文、製品写真あり。仕様は国内仕様と細部で相違点あり)
http://www.supermac.com/products/c500.html
('97/6/5)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]