【本体】 【本体】標準価格：248,000～503,000円
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富士通株式会社は、ノートパソコンFMV -BIBLOシリーズの性能を向上させ、ラインナップを一新して6月7日より順次発売開始する。新ラインナップでは、従来機種に比べてHDDの容量アップやCPUを高速なものに変えるなどの基本性能の強化が行なわれている。また、同時発表の「DESKPOWER」シリーズと同様、最新バージョンのワープロや表計算ソフトのほか、フォトレタッチソフト「AdobePhotoDeluxe 1.0J」やインターネット関連ソフト「ロータス ウェブリケータ」の追加など、添付ソフトはいっそうの充実が図られている。このほか、富士通は、BIBLOシリーズのユーザー向けに新しく、インターネットを利用した最新サポート情報「BIBLO必見情報」の提供を開始した（購入した製品にアクセスに必要な情報をプリインストールする形で利用できるようになっている）。
【FMV-BIBLO NU15/13/13D】 標準価格：343,000～503,000円
普及型オールインワンタイプのシリーズ。Pentium 133MHzと12.1インチDSTN液晶を搭載したエントリーモデル「NU13D」、Pentium 133MHzと11.3インチTFT液晶を搭載した「NU13」、MMX Pentium 150MHzと12.1インチTFT液晶を搭載した「NU15」の3機種を用意。
NUシリーズでは3機種とも、メモリに標準で32MBシンクロナスDRAMを搭載し、チップセットは「430TX PCIset」を採用。CD-ROMは最大20倍速、FAXモデムは33.6kbpsを内蔵、グラフィックアクセラレータはTrident Cyber 9382を搭載している。プリインストールされるアプリケーションによって、それぞれの機種に「一太郎モデル」「OASYSモデル」「Wordモデル」が用意され、3機種9モデルが発売される。
【FMV-BIBLO NP13】 標準価格：488,000～493,000円
A4ファイルサイズでスリムノート、「BIBLO NP/W」の後継機種。薄さ28.2mmは「NP/W」と同じだが、重量は約1.9kgから約2.0kgへとわずかに重くなっている。
従来機「NP/W」と比較すると、CPUがPentium 133MHzからMMX Pentium 133MHzに、メモリが16MB EDOから32MBシンクロナスDRAMに、FAXモデムは28.8kbpsから33.6kbpsに、それぞれ変更されているほか、チップセットには「430TX PCIset」が採用されている。
液晶は12.1インチTFT液晶、グラフィックアクセラレータはMagicGraph 128ZVを搭載。拡張ステーションは標準で付属。リチウムイオンバッテリの稼働時間は約1.0～1.7時間、増設バッテリ装着時は最大5時間。「NU」シリーズと同様、プリインストールされるアプリケーションによって3モデルが設定されている。
【FMV-BIBLO NC13D】 標準価格：248,000円
1.1kg、A5ファイルサイズの携帯に特化した「BIBLO NC」の後継機。従来機「NC」ではPentium 100MHzだったCPUがPentium 133MHzに、HDDが810MBから1GBに、FAXモデムが28.8kbpsから33.6kbpsへと変更されている。チップセットは「430MX PCIset（Mobile Triton）」で従来機から変更はない。グラフィックアクセラレータはMagicGraph 128ZVを搭載、液晶は7.2インチDSTNカラー液晶、解像度は640×480ドット（26万色）。リチウムイオンバッテリの稼働時間は約1.0～2.0時間、増設バッテリ装着時は最大5時間。
□富士通株式会社ホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1997/Jun/4-2.html
('97/6/4)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]