【本体】


ソニー、パソコン事業に復帰。AV機能を重視したVAIOはミニタワー&スリムノート

PCV-T700MR '97/6/3 発表

標準価格:
PCV-T700MR:オープン価格
PCG-707:オープン価格
PCG-705:オープン価格

連絡先:
ソニー株式会社 "VAIO" カタログセンター
Tel.03-5454-0700


PCG-707/705  ソニー株式会社は、個人用のパーソナルコンピュータ“VAIO”シリーズを発売した。ソニーにとって、8年ぶりのパーソナルコンピュータ事業への再参入となる。VAIOはVideo Audio Integrated Operationの略で、AV機器との連携に重点が置かれている。

 今回発売されるのは、ミニタワーの「PCV-T700MR」、A4ファイルサイズのスリムノートの「PCG-707」「PCG-705」の3機種。ミニタワーは7月15日、ノートは7月1日より出荷。価格はいずれもオープンプライスだが、PCV-T700MRとPCG-707が50万円前後、PCG-705が40万円前後の見込み。VAIOシリーズは米国では昨年9月より販売されているが、今回発表の機種はいずれも国内向けに新たに開発された。

 PCV-T700MRは、266MHzのPentium II CPUを搭載、MPEG1リアルタイムエンコーダボード、書き込み2倍速のCD-Rドライブ、DV端子を備え、編集ソフト「Slipclip」を使ってビデオCDの作成まで可能。ステレオスピーカーとウーファーを備えた専用の17インチトリニトロンモニターが付属する。

 ノート2機種は、MMX対応Pentium 166/150MHzを搭載。マルチパーパスベイを備え、FDD、CD-ROMドライブ、サブバッテリのいずれかを内蔵可能。バッテリは標準で1.5~3時間、サブバッテリ搭載時には3~6時間の長時間駆動が可能。

 別売のドッキングステーション「PCGA-DB7」、「PCGA-DH7」にビデオ出力端子、DV端子を備えており、DVムービーカメラからの静止画キャプチャもできる。PCGA-DB7はイーサネットとSCSIポートも備える。価格はPCGA-DB7が85,000円、PCG-DH7が55,000円。

【PCV-T700MRの主な仕様】


【PCG-707/705の主な仕様】

□ソニー株式会社のホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□リリース
http://www.sony.co.jp/CorporateCruise/News/9706/97CI-056A.html

('97年6月3日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp