連絡先:
株式会社富士通研究所
Tel.044-777-1111
株式会社富士通研究所と株式会社しなの富士通は、持ったまま片手操作で日本語入力できるマウス機能付きキーボード「カスタネット型片手キーカード」(以下、キーカード)を開発した。PC/AT互換機のPS/2ポート接続タイプで、今後一般のノートパソコン用などとして製品化する意向だが、時期などは未定。
キー配置 |
文字入力キーが18個と少ないにもかかわらず日本語入力が可能なのは、一部キーに2種のアルファベットを割り当てる同社独自の日本語変換システム(IME)「圧縮ローマ字漢字変換方式」を利用するため。これにより、2種の割り当てがあるキーであっても、SHIFTキーなどを併用せずに全て1ストロークで入力でき、「曖昧さ解消キー」による漢字変換作業によって、連続する前後の組み合わせからキーの意味を判定する。また、同様の変換機構により、英語入力も可能。なお、入力速度について富士通では、「個人差はあるものの、20時間ほどの訓練を行うことで、30~40文字/分の入力が可能になる」としている。
□株式会社富士通のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1997/May/28-3.html
('97/5/29)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]