米Integrated Device Technologyは、現地時間の20日、カルフォルニアで開催されているPC TECH FORUMで、MMX機能に対応したPentiumクラスの性能を持つというx86互換プロセッサ「IDT-C6」を発表した。
IDT-C6は0.35ミクロンの4層メタルCMOSテクノロジを使い、540万トランジスタを集積した。ダイサイズは88平方mmで他社Pentiumコンパチプロセッサより40%~50%小さいとしている。
デスクトップ用とノート用のパッケージがあり、いずれも、動作クロックが150MHz(システムクロック75MHz)、180MHz(同60MHz)、200MHz(同66MHz)の製品が用意される。なお、対応するPCソケットはPentiumと同じSOCKET7で、3.3V単独電源で動作する。リリースでは、単価は明らかにされていないが、「1,500ドルクラスのPCをターゲットにする」としているところからMMX対応Pentiumよりも廉価な設定になると思われる。
□米インテグレイテッド・デバイス・テクノロジーのホームページ
http://www.idt.com/
□ニュースリリース
http://www.centtech.com/corpinfo/docs/C6pr.html
('97/5/21)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]s