【業界動向】

純利益も前年同期比141%増加
日本法人も、売上高で前年同期比約60%増を達成

　米Dell Computer社は20日（現地時間）、'97年度第1四半期（2月3日～5月4日）決算を発表、売上高が13期連続で新記録を更新するなど、大幅な増収・増益となったことを明らかにした。

　売上高は前年同期比58%増の26億ドルを記録、純利益も前年同期比141%増の1億9,800万ドルとなった。同社では、法人市場での販売が軒並み2桁増と好調だったほか、教育、州政府、地域官公庁分野での売上も前年同期比84%増となり、'96年7月から開始したインターネット・サイトからの販売も1日あたり100万ドルを超えているとして、すべての市場分野で成長を維持していることを強調。「世界市場と米国市場の双方で出荷台数第3位へと大きく躍進しました」としている。

　なお、日本法人である、デルコンピュータ株式会社の第1四半期（'97年2月～4月）の業績についても、売上高が前年同期比約60%増、出荷台数も同100%以上増加したとの発表を行なった。

□米Dell Computer社のホームページ
（5月21日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.dell.com/
□デルコンピュータ株式会社
（5月21日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.dell.com/jp/

('97/5/21)

[Reported by seino@impress.co.jp]