【業界動向】

両社製品の製造、販売の停止などを要求
データ転送時のウイルス検索、駆除技術を侵害されたとして提訴

トレンドマイクロ、McAfeeとSymantecを
ウイルス検索技術の特許侵害で提訴

'97/5/16 発表

 トレンドマイクロ株式会社は、米McAfee社米Symantec社をウイルス検索技術の特許侵害で、北カリフォルニア地方裁判所に提訴したことを明らかにした。

 トレンドマイクロでは、米McAfee社のウイルス対策ソフト「WebShield」と「Group Shield」、米Symantec社の「Norton Antivirus for Internet E-mail Gateway」を特許侵害製品として、「損害賠償と各製品の製造、販売、使用、サポート活動の停止などを要求している」という。

 いずれも、トレンドマイクロの米国での特許(承認番号U.S.Patent No.5,623,600)における、インターネットから企業のネットワークへの転送などの、データの転送が発生する段階でウイルスの検索や駆除などを行なうことに関する技術を侵害したとしている。

□トレンドマイクロ株式会社のホームページ
(5月19日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.trendmicro.co.jp/
□米McAfee社のホームページ
(5月19日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.mcafee.com/
□米Symantec社のホームページ
(5月19日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.symantec.com/

('97/5/19)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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