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【ビジネスシヨウ'97 TOKYO】

　ともかくでかい40インチの液晶ディスプレイだ。最初はその大きさからプラズマディスプレイだとばかり思い、通り過ぎてしまうところだった。TFTパネルは1枚ではなく、縦に2分割されて張り合わされているのだが、ごく近くによらなければ張り合わせ面はわからない。現状では参考出品で、展示ではSVGA（800×600ドット）でパソコンの画面を表示していたが、パソコン用途だけではなく、リアプロジェクター型の大画面TVの市場も考えているという。この大きさと百万円以上と予想される価格を考えても、会議室やホールなどが主な用途となるのだろう。

　なお、シャープブースでは、15/17/20インチのデスクトップパソコン用液晶モニターも参考出品されている。15インチはTFTとDSTN、17インチがDSTN、20インチがTFTだ。解像度は、15/17インチがXGA（1,024×768ドット）、20インチはSXGA（1,280×1,024ドット）となっている。15インチは年内にも製品化されそうで、価格も現行の13.8インチ（TFT 370,000円、DSTN 240,000円）プラスαぐらいに収まりそうだという。

　他にはアイ・オー・データ機器が、17インチDSTNと13.8インチTFTの液晶ディスプレイを展示していた。夏頃には製品化の予定で、17インチは20万円プラスαぐらい、13.8インチは37万円ぐらいという。

□アイ・オー・データ機器の自社ブースレポート
http://www.iodata.co.jp/event/97/busishow/report.htm

('97/5/15)

[Reported by date@impress.co.jp]