エプソンダイレクト株式会社は、8日に発表したPentium II搭載機「Endeavor Pro-300」の価格を改訂した。本体の値下げに加え、メモリのバリエーションに廉価なECCなしのEDO RAMが追加された。
これによって、発表当時345,000円だった、RAM 64MB、HDD 1.2GB、8倍速CD-ROM、Mystiqueビデオカード、Windows 95プリインストール時の価格が310,000円になる。さらに、メモリをECCなしにすると282,000円となる。
エプソンダイレクトでは今回の値下げについて「市場での競争力を維持するために、ユーザーオリエンテッドな立場で決定した。また、ビジネス市場向けの機種として企画したが、パーソナルユーザーからの問いあわせが多いため、パーソナルユースでは必要性の低いECC付きメモリ以外のバリエーションも用意した。製品出荷は5月下旬なので、製品がユーザーの手に渡る前に改訂した。すでに見積もりを出しているものについては、すべて再見積もりを行なう。」としている。
Pentium IIマシンは、国内メーカーからはほとんどビジネス用機として発表されたが、デル・コンピュータ、ゲートウェイ2000などの外資系メーカーではパーソナル市場に向けて、30万円前後の価格設定の製品を発表している。
□エプソンダイレクト株式会社のホームページ
http://www.epson.co.jp/epsondirect/
□新しい価格表
http://www.epson.co.jp/epsondirect/products/price/towerprice.htm
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('97/5/14)
[Reported by date@impress.co.jp]