【周辺】

35万画素、出力640×480ドット
ストロボ、1.8"STN液晶装備

連絡先：
京セラ株式会社　光学機器事業本部　Tel.03-3797-4611（代）

　京セラ株式会社は、デジタルスチルカメラ「DR-350」を7月1日から発売する。標準価格は69,800円。DR-350は、35万画素クラスのカメラで、フラッシュ（ストロボ）、光学式ファインダー、1.8"STN液晶モニターを装備している。ボディは125×74.5×55mm、225g（電池、コンパクトフラッシュ含まず）と、ほぼ富士写真フイルムDS-8と同等の大きさ、重さ。電源は単3アルカリ電池4本。

　CCDは35万画素のRGB原色フィルターを採用。レンズは5群5枚構成の単焦点で、35ミリカメラ換算で47mm相当と、やや望遠寄りになっている。その他の機能としては、4コマの連写撮影（エコノミーモードのみ）、＋－4ステップの露出補正、22cmまでのマクロモード（最大A5を画面一杯）を備えている。

　メーカーでは、モード切替をダイヤルで行なうなど、通常のコンパクトカメラに似た操作性を持たせ、誰でも使いやすいものとなったとしている。

　記憶媒体は、コンパクトフラッシュメモリで、ファイルフォーマットはJPEG。記録モードはエコノミー/ノーマル/ファインの3つで、エコノミーのみ320×240ドット、他は640×480ドット。ノーマルとファインの違いは、圧縮率による。標準添付の2MBコンパクトフラッシュで、それぞれ64/21/8枚以上記録できる。

　シリアル転送用のPC接続キットは別売で10,000円、PC/AT、PC-9800、Macintoshに対応。また、TVに画面を映せるビデオ出力端子も備えている。

□京セラ株式会社のホームページ
http://www.kyocera.co.jp/index-j.html
□製品情報
http://www.iijnet.or.jp/kyocera/new/9705/dridx-j.html

('97/5/12)

[Reported by date@impress.co.jp/写真提供 山田久美夫]