標準価格:
28,900円(Windows用、Mac用とも)
連絡先:
株式会社マイクロ総合研究所 Tel.03-3458-9021
株式会社マイクロ総合研究所は、56kbps 対応FAXモデム「MR560XL」を5月23日より出荷開始する。最大通信速度は、上り33.6kbps、下り56kbps。フラッシュROMを搭載している。Windows用とMac用の2つのパッケージが用意され、価格はいずれも28,900円。
Windows版にはWindows 95/NT4.0に対応したモデル定義ファイル(.INF)が、Mac版にはCCLファイルが添付される。また、Microsoft Internet Explorerのほか、Internetオートパイロットソフト「Web Whacker Lite」などが付属する。
マイクロ総合研究所では「MR560XL」のITU-Tによる勧告('98年が予想されている)後のアップグレードを保証。Rockwell社のチップセットにはマスク版とダウンローダブルなタイプの2種があるが、「MR560XL」ではダウンローダブルなタイプのチップセットを採用している。このため、「コードの書き換えまではできないマスク版と比べ、ある程度のコードの書き換えが可能。ファームウェアだけでは対応できない変更に対しても柔軟に対応できる」、ただし、「絶対にソフトでアップグレード可能とまでは、標準化後どうなるか見えない現段階では断言できない」という。しかし「万一ソフトでアップグレードできない場合でも、必ずアップグレードパスを設ける」とのことだ。また5月6日現在、K56flexに対応したプロバイダーはまだないが、プロバイダーの対応については、K56flex陣営のAscend社製アクセスサーバーを導入しているプロバイダーが多いため、「徐々に増えていくものと思う。プロバイダーの対応についてはとくに不安は持っていない」とコメントしている。
□株式会社マイクロ総合研究所のホームページ
http://www.mrl.co.jp/
□製品情報
http://www.mrl.co.jp/catalog/mr560xl.htm
('97/5/6)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]