【業界動向】

　米Rockwell International社は、現地時間23日、'97年度第2四半期（1～3月期）の業績を発表した。

　売上高は 18億9,900万ドルで、前年同期の17億9,400万ドルドルに比べて6%増加した。また利益は、前年同期の1億2,100万ドルに対して1億5,500万ドルと、28%上昇した。この数値には9月末日に分離が完了するとされている自動車関連事業の業績は含まれていない。

　同社会長兼CEOのDonald R. Beall氏は、「第2四半期の堅調な利益増加を招いたのは、オートメーション部門および航空電子・通信部門の売り上げが2桁成長を記録したためである。セミコンダクター・システムズ部門の売り上げ利益は、高速「K56flex」モデム・チップセットへの製品移行を進めているために前年を13%下回った。売り上げに占めるセミコンダクターシステムズ部門の収益率は、1年前とほぼ同じ19%であった。」と語った。

□米Rockwell Internationalのホームページ
http://www.rockwell.com/
□ニュースリリース(英文）
http://www.rockwell.com/Financials/Releases/97Qtr2.html

('97/4/30)

[Reported by date@impress.co.jp]