【周辺】

形状はPDなどと同様のカートリッジタイプ
量産時の価格は5,000円程度

　日立マクセル株式会社は、片面2.6GB、両面5.2GBの容量を持つ書き換え可能記憶装置、DVD-RAMドライブ用のメディアを発表。6月20日よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1枚10,000円だが、秋頃に予定している量産時には5,000円程度になるという。

　形状はDVD-ROMとは異なり、PDや5インチMOと同様のカートリッジに記録用円盤が封入されているもの。タイプとしては2種類あり、カートリッジから記録用円盤を取り外すことのできない「タイプI」と、記録用円盤を取り外すことにより、将来発売予定のDVD-RAMメディア対応DVD-ROMドライブでの読み込みに対応する「タイプII」が発表されている。カートリッジ付きの状態が一般的な書き込み形態となるため、タイプIIメディアの場合、カートリッジを外した状態では書き込みできず、書き込みを行うためには、カートリッジを取り付ける必要がある。

　なお、現在販売されているDVD-ROMドライブでは、DVD-RAMメディアの読み込みは保証されていない。

□日立マクセル株式会社のホームページ
http://www.maxell.co.jp/
□製品情報ページ
http://www.maxell.co.jp/news/dvdram.html
□関連記事
【4/23】日立と松下が書き換え可能な「DVD-RAM」対応ドライブを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970423/dvdram.htm

('97/4/24)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]