連絡先:違法コピーホットライン
Tel.0120-79-1451
コンピュータ・ソフトウェアの権利保護を目的とした米国の非営利団体Business Software Alliance(略称BSA)は、日本のソフトウェアの権利保護活動を強化するための「違法コピー 一掃キャンペーン」を開始し、情報提供を集うためのフリーダイヤル「違法コピーホットライン」を設置した。情報提供によって、その違法行為が民事上の手段で解決した場合は謝礼金3万円、情報提供者が法廷で証言を行った場合は謝礼金30万円が支払われる。
BSAによれば、日本で使用されているソフトウェアの約55%(95年、BSA/SPA推計)は違法コピーで、ソフトウェア産業は年間約16億5,000万ドルの売上を喪失しているという。また、違法コピーの多くは企業内でソフトウェアを複数のコンピュータにインストールすることによるとしている。今回のキャンペーンは、従来1万円だった謝礼金が3万円に増額されたほか、「違法コピーホットライン」をフリーダイヤルとするなど、情報収集を強化して違法行為により強い姿勢で望むことにしたもの。
□非営利団体Business Software Allianceのホームページ
http://www.bsa.or.jp/
□活動内容の紹介
http://www.bsa.or.jp/BSA.htm
('97/4/23)
[Reported by shiina@impress.co.jp]