【ソフト】

エラーハンドリングなどが向上
「Mac OS 7.6」は販売を継続

アップル、「Mac OS 7.6.1 アップデート」を発表、5月1日から無償配布を開始

'97/5中旬~ 無償配布開始

連絡先:アップルカスタマーアシスタンスセンター
Tel.0120-61-5800
クラリス株式会社(販売に関する問い合わせ)
Fax.03-5210-9022

 アップルコンピュータ株式会社は、「Mac OS 7.6」のエラーハンドリングなどを改良した「Mac OS 7.6.1 アップデート」を発表した。「Mac OS 7.6」からの差分ファイルは、5月1日から同社FTPサーバや主要BBSで無償配布が開始されるほか、5月中旬からは雑誌付録のCD-ROMなどにも収録を予定している。また、6月中旬からはクラリス株式会社を通じての販売も行われる。販売価格は2,625円(送料・消費税込み)。

 PowerPC搭載機では、再起動が必要だった「Type11エラー」処理の分類が「Type1」もしくは「Type2」に変更され、アプリケーションのみが強制終了されるようになった。68040搭載機では、「CFM-68K Runtime Enable」が用意されたことで、「CFM」を利用「OpenDoc」や、「Cyberdog」などのソフトウェアが使用可能となった。このほか、「QuickTimeの信頼性や、OS自体の安定性も向上した」としている。

 なお、「Mac OS 7.6.1」としての単体発売は行われない。「Mac OS 7.6」以前のバージョンからアップデートする場合は、「Mac OS 7.6」とともに、別途「Mac OS 7.6.1 アップデート」を購入し、インストールする必要がある。

【システム条件】
 「Mac OS 7.6」をインストール済みの、68040およびPowerPCを搭載するMacintoshとMac OS搭載機。

【販売方法】
 5月1日よりクラリスカスタマセンターで受け付け開始、6月中旬より出荷開始

□アップルコンピュータ株式会社のホームページ
http://www.apple.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.apple.co.jp/product/970422macos761.html

('97/4/22)


[Reported by seino@impress.co.jp / 金丸雄一]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp