【周辺】

Windows 3.1の場合、コントロールパネルのアイコンが消えるなどの不具合が発生
応急対策ファイルを無償配布

　株式会社アレクソンは、同社発売のTA「ALEX-128/HG」シリーズに添付の「アナログ設定ユーティリティ」をWindows 3.1上でインストールすると、コントロールパネルのアイコンが消えるなどの不具合が発生するとして、同社ホームページで告知と応急対策用ファイルの無償配布を行っている。

　原因はセットアッププログラムの問題で、「Windows 3.1でのみ不具合が起こり、Windows 95では何も問題は起こらない」としている。現在までに出荷された製品約1,000台が対象となり、登録ユーザーには電子メールなどでの告知も予定している。

【不具合の概要】

1. Windows 3.1でSETUP.EXEを実行すると「SETUP1.EXEがコピーできません。」とメッセージが表示されインストールできない。
2. コントロールパネルのアイコンが「サウンド」と「エンハンスドモード」の二つを残して消えてしまう。

【対策】

　2.の現象が発生した場合は、Windows 3.1インストール用メディアの中にある "EXPAND.EXE"で"VER.DL_"を展開し、"VER.DLL"を作成、それをWINDOWSのSYSTEMディ レクリ(例："c:\windows\system")に移動する。

　なお、これからインストールする場合は、「アナログ設定ユーティリティ」の SETUP.EXEを使用せず下記の方法で行う。

1. 同社ニュースリリースのページから応急対策用ファイル"win_uty2.exe"をダウンロードする。
2. "win_uty2.exe"を展開する。
3. "VBRJP200.DLL"、"CMDIALOG.VBX"、"PDQCOMM2.VBX"をWINDOWSのSYSTEMディレクトリにコピー。
4. "HG設定.EXE"を実行。

('97/4/21)

[Reported by seino@impress.co.jp]