【業界動向】

米Microsoftおよび米Compaq社、'97年度1~3月期の業績を発表


 米Microsoft社および米Compaq社は、'97年度1~3月期の業績を発表した。

 米Microsoft社の売上高は、32億800万ドルで、前年同期の22億500万ドルに比べて45%増加した。また純利益は10億4,200万ドルで、前年同期の5億6,200万ドルに比べて、85%の増加である。

 同社CFOのMike Brown氏は、今期の好業績の主因として、Office 97の絶好調をあげている。しかし、同氏は同時に「このような好結果は滅多にないことで、来年度は今年度と比較すると厳しくなりそうだ。」とも述べた。

 米Compaq社の売上高は、48億500万ドルで、前年同期の42億500万ドルに比べて14.3%の伸びを記録した。また純利益は3億8,700万ドルで、前年同期の2億3,400万ドルに比べて、66%の増加である。

 この好成績を受けて同社CEOのEckhard Pfeiffer氏は「'97年度は年間をとおして好業績が予想される」と語った。また、同社CFOのEarl Mason氏は「我々は、引き続き資産管理に力を入れたことで、前年同期と比べて在庫を6億6,600万ドルも減らすことができた。また、そうした努力によって現金勘定も358%も多い47億ドルとなった。こうしたことが今後も株価を引き上げるだろう」と述べた。


□□Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/msft/html/earnq397.htm
□Compaqのホームページ
http://www.compaq.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.compaq.com/newsroom/pr/pr160497a.html

('97/4/18)

[Reported by sasaki-m@impress.co.jp/etoh@po.eis.or.jp/yuy@Hawaii.Edu]


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