【イベント】

【COMDEX Japan'97】

注目の「Internet Explorer 4.0」、「一太郎Office8」も初公開


●マイクロソフト

 「Office 97」や、β版の公開が間近となった「Internet Explorer 4.0」などが展示されている。どちらもデモのたびに人だかりができ、注目を集めていた。

 「Internet Explorer 4.0」のコーナーでは、アクティブ・デスクトップを始めとして、基調講演でも発表された「ダイナミックHTML」によるページレイアウトの例などが紹介されている。

 また、指定したページを、グラフィックデータを含めてそのままメールとして送ることができる「アウトルック・エクスプレス」や、URL入力を簡略化する「オートコンプリート機能」、ブックマークに登録したページのサムネール表示機能、“戻る”ボタンを右クリックすることで、URLの履歴を一覧表示する機能、自動巡回の設定を行なう「購読設定」など、さまざまな新機能が説明されていた。

 なお、説明員によれば「来週中にもβ版のダウンロードサービスを開始する」としている。



●ジャストシステム

 ブース内の大画面ディスプレイを使い、「一太郎Office8 for Windows 95/NT」のデモを行なっていた。バンドルされる各ソフトは、一太郎との親和性が強調されている。特に、表計算ソフト「三四郎8」は一太郎と同じメニュー体系を採用し、操作系も統一されている。

 ワープロソフト「一太郎8」の紹介では、通常の文書をメニュー上のボタン1つでHTML化し、ブラウザソフト「JustView」で表示、「三四郎8」で制作した表の貼り付けなども行なわれた。新機能としては、文章の要点のみを抜き出して表示するオートサマライズ機能などが発表された。

 また、メールやスケジュールなどの情報管理ソフト「Action Manager」では、知的操作支援(仮称)のデモが行なわれ、“昨日の○○さんからのメールを探したい”など、直感的な検索が可能である点が強調されていた。



●ロータス

 4月11日に発売された「ロータス スーパーオフィス」は一部でデモが行なわれていたのみで、展示コーナーは設置されていなかった。展示の中心となっていたのは「ロータス ノーツ」関連で、変わったところでは「ピピン@アットマーク」をクライアントとしたイントラネットシステムなどが紹介されていた。

('97/4/11)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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