米Microsoft社と松下電器産業株式会社は8日、デジタルビデオ(DV)をDirectXメディアに対応させることで協力していくと発表した。これにより両社は、パソコンに対応した次世代のDVのハードとソフト両面の開発で協力していくとのことだ。
具体的には、まず松下が独自に開発した家庭用DVの撮影映像をパソコン上で再生、編集するソフトをDirectX フィルターに対応させるとしている。Microsoft社は、そのライセンスを受けることで、次期バージョンのWindowsにDV機能を付加するねらい。同社では、これにより、簡単で安価にDVのキャプチャーや、再生、編集がパソコン上で行えるようになるとしている。DirectXにDV機能が組み込まれるのは'97年夏頃の予定。
□Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1997/Apr97/MSMEIpr.htm
('97/4/10)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]