株式会社メルコは3日、昨今の半導体(DRAM)の原価上昇に伴い、平成9年度3月期の業績予想を下方修正したと発表した。
同社によると、RAMボードの原料となるDRAMが'97年1月に値上げされたのに対して、市場混乱を避けるために、最需要期である3月度にRAMボードの製品価格を据え置いたことが原因であるとしている。
売り上げ高は前回'96年10月時点での業績予想560億円に対して579億4千万円と3.5%上昇する見込みだが、経常利益では、53億5千万円の目標に対して、45億9千万円と14.2%の下方修正となった。
□株式会社メルコのホームページ
http://www.melcoinc.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.melcoinc.co.jp/guidance/topic8.html
('97/4/7)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]