【本体】

厚さ19cm、スペース従来比3分の1
13インチ1,024×768ドット液晶搭載モデルも

日立、液晶ディスプレイと一体のスリムデスクトップ「FLORA 310」発表

FLORA 310 '97/3/18 発表会開催

標準価格:
348,000~780,000円

連絡先:
HITACカスタマ・アンサ・センター(HCAセンター)
Tel.0120-2580-12

FLORA 310&15  株式会社 日立製作所は、液晶ディスプレイと本体を一体化し、奥行きを19cmに押さえたスリムデスクトップ「FLORA 310」を発表した。CRTディスプレイ搭載機種に対し約3分の1の面積で設置できるとしている。液晶と一体化された本体はチルト機構も備えている。

 機種は5機種が用意され、上位機種は、13.3インチ1,024×768ドットTFT液晶とMMX対応Pentiumとの組み合わせ、下位機種は12.1インチ800×600ドットTFT/STN液晶とPentiumの組み合わせが中心。出荷時期はMMX対応Pentium搭載機種が5月30日、それ以外は4月25日。

 発表会場で展示されていた実機をみたが、本体前面にはCD-ROMドライブ、FDD、スピーカーが装備され、ごくふつうの一体型パソコンに見える。側面からみると奥行きがきわめて浅く、単体の液晶ディスプレイに近い印象だ。CD-ROMドライブも奥行きの浅いノートパソコン用の8倍速タイプが装備されていた。

 日立では、FLORA 310を省スペースのクライアントマシンとして、ビジネス向けのチャンネルで販売するが、同様の筐体を持った一般市場向け製品の発売も望みたい。


□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9703/0318.html
□製品情報
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/300_m1.htm

('97/3/18)


[Reported by date@impress.co.jp]


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