【周辺】

最大1,280×960ドット出力可能
3月下旬に発売

コダック、メガピクセル出力可能なデジタルカメラ「DC120 ZOOM」発表

DC120 '97/3/14 リリース公開

標準価格:
DC120 ZOOM本体 124,800円
パソコン接続キット 12,800円

連絡先:
日本コダック(株) デジタルイメージング事業部
カスタマーサポート Tel.03-5488-2390

DC120  日本コダック株式会社は、最大出力解像度120万画素(1,280×960ドット)のデジタルスチルカメラ「DC120 ZOOM」を発表した。標準価格は124,800円、Windows /Macintosh両対応のパソコン接続キットが12,800円。出荷は3月末を予定している。

 DC120ZOOMは、900×989ドット(約89万画素)の長方画素CCDを搭載した高解像度カメラで、解像度は4段階から選択でき、ソフトウェアでの補間により最大1,280×960ドット(約120万画素)のデータが得られる。他に選択できる解像度は960×720、640×480、320×240ドットとなる。640×480以下では補間はない。また、鮮やかな色再現を実現するため、長方画素CCDとしては珍しく原色フィルターを使用している。

 撮影時には4段階の圧縮率(無圧縮モードあり)のみを指定し、出力解像度はソフトウェアによるコンバート時に決定できる。

 本体は、オートフォーカス、3倍ズームレンズ、コンパクトフラッシュメモリスロット、1.6インチのSTN液晶、内蔵ストロボ、外部ストロボ接点などの機能を備える。電源は単3電池を使用し、同社の実験によれば、リチウム電池で約500カット、アルカリ電池で約100カットの撮影が可能。

 外観は従来のDC50zoomに似ているが、108×146×55(W×D×H)mm、520gと、小型軽量化されている。色は黒のみ。

 コンパクトフラッシュへの記録フォーマットはコダックの独自形式だが、今回よりJPEG、FlashPixなどのフォーマットへの一括処理ができるソフト「ピクチャートランスファー」がWindows/Macintosh用とも接続キットに追加され、操作性を改善している。


□日本コダック株式会社のホームページ
http://www.kodak.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kodak.co.jp/NEWS/87031a00.shtml

('97/3/14)

[Reported by date@impress.co.jp]


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