予価:1,000個ロット時単価 32.85ドル(4,500円)程度
米AMD社は、Pentiumを始めとするSocket 7互換プロセッサ用のチップセット「AMD-640」を発表した。量産予定は'97年第2四半期からで、予価は1,000個ロットで1個当たり32.85ドル(4,500円)程度となる。
AMDが本格的にAT用のチップセットを発売するのははじめてで、CPUとチップセットをトータルで提供するインテルの施策に対抗するものである。今回の製品は、高集積性が特長で、省スペースと低コストが売り物となっている。Pentium、MMX対応Pentiumに加え、同社のK5やK6 CPUにも当然対応している。
同社は今回の発表に先立ち、チップセットメーカーであるVIATechnologies社と技術協定を結んでおり、それにより製品の開発と出荷のスピードアップが実現したとしている。
内蔵のDRAMコントローラは、FPM、EDOまたはSDRAM(およびオプションでECC)の64ビットバンクを最高6個までサポートしている。また、AMD-645バスコントローラは、ISAバス・コントローラ、バスマスタIDEコントローラ、USBコントローラ、PS/2互換のキーボード/マウスコントローラ、リアルタイム・クロック(RTC)を内蔵している。
□米AMD社のホームページ(国名でJapan選択可)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(和文)
http://www.amd.com/japan/products/prodpr/nr9722.html
□製品情報ページ(英文)
http://www.amd.com/html/products/pcd/chipset/chipset.html
('97/3/14)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]